レッスンの内容は、あらかじめ決めている部分もありますが、基本的には生徒さんの「これやってみたい!」という興味によっていろんな方向に向かっていきます。
今日は数学の方に向かっていきました。
いつも使っている音符カードの中から3つ選んでもらって、その3音から曲を作ることにしました。
選んでくれたのは「レ」「ミ」「ラ」
Sちゃんは、その3つのカードを譜面台に並べてたのですが、どうも順番がしっくりこないようで音を出しながら何度も並べ替えていました。
何通りあるのかなと話していると、Sちゃんはホワイトボードに全部書き出してくれました。
全部で6通りで、始まりの音べつに「ラ」のグループ、「レ」のグループ、「ミ」のグループに分けました。
「ラ」と「ミ」のグループは明るいいイメージだけど、「レ」のグループは暗いイメージだそうです。
オススメの並び順は『レラミ』。
なので曲のタイトルも『レラミ』。
ちなみに『レラミ』は、「もうちょっと」「もう一個」「はーやーく」のイントネーションに似ていることも発見してくれました。
6通り全ての並び順を網羅し、フリーな部分もありながら最後にそっと『レラミ』を推して終わる素敵な曲ができました。
ipadの「Music Memos」というアプリを使って、自動的にドラムとベースをつけて完成です。
Sちゃんは、何通りあるのか考えるのが好きなようで、次は8音でやってみようと言っていました。
数学の先生であるSちゃんのお父さんに、「場合の数」の求め方を教えてもらったところ、8音の場合はとんでもない数になってしまうようだったので、書き出すのはなかなか難しそうです。
でも数学的に曲を組み立てていく作業はとても面白くて楽しいです!
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